2016年5月24日にホテルメトロポリタン盛岡本館において、岩手県シートメタル工業会の総会が開催されました。

　今回、岩手県の他に、青森県、秋田県の会員の方々をお迎えして初めての総会となりました。

　総会の議題では、事業報告、収支決算報告、予算案などの他に、今回のメインともなる名称の変更がありました。青森県、秋田県の会員様も加わっての工業会ですので、「岩手県シートメタル工業会」改め「北東北シートメタル工業会」とすることが、満場一致で決定いたしました。
　また、株式会社佐原の藤原様が制作された「北東北シートメタル工業会」のシンボルマークが発表され、藤原様の素晴らしいデザインに対し、工業会より感謝状が贈呈されました。デザインイメージは会員の皆さまの想いを形にした、一層絆を強くするものでした。

【デザインイメージ】 周りの模様は県旗の色で、青を岩手、赤を秋田、緑を青森とし、三県の位置関係を表しています。三県が手を結びあうイメージをメタルで切り抜いた立体的な型で表現し、中央の円は未来の光を表しています。また、ハートの形にも見えることから心のつながりも大切にして欲しいと言った意味も込めました。 北東北の三県が手を取り合い、心を繋げて新たな技術、製品を生み出し未来へ躍進することをイメージしたデザインとしました。

　北東北シートメタル工業会は三県がつながり合い、東北からモノづくりの技術や情報を発信し、これから来年の10周年、そして未来に向けて益々発展していくという意気込みを感じました。

　総会の最後には、板金技能検定の合格者の表彰式が発表され、これから未来の板金業界を担う若者たちが表彰状と盾を贈呈されました。
板金技能検定の詳細は下の特集をご覧ください。

板金技能検定合格者表彰式

板金技能検定とは

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合格者一覧

合格者さまの声

　実技試験は課題があり、ソフトなどなしで展開し、穴を開け、曲げて、仕上げて課題の製品を作り上げるという内容でした。加工のクオリティだけではなく、作業中に安全な加工をしているかなども評価に入るため、事前講習に参加したことが役に立ちました。

　日頃、自動プログラミングシステムのAP100やAMNCで展開や計算を自動で行うのが当たり前となってしまっていたので、機械板金の試験では1からあらゆる計算をし、展開し、アナログで正確な製品を作り上げることがどれだけ大変なことかよくわかりました。

��橋 政智 会長のご挨拶